【初心者向け】面白い映画の選び方・見つけ方

「映画を観たいけれどどの映画を観ればいいのかわからない！」「せっかく観るのだから面白い映画を観たい！」なんて悩みはありませんか？

今回は、そんな映画ビギナーの方のために、面白い映画に出会うための方法や選び方を紹介します。

映画の選び方
映画選びに使える便利なウェブサイト

映画の選び方

俳優・女優から選ぶ

いちばんわかりやすい選び方。トム・クルーズが好きならトム・クルーズの主演映画を漁ればよいというシンプルな考え。ただ、俳優はあくまで作品の登場人物の一人に過ぎないので、面白い作品かどうかの当たり外れは大きい。この方法で観た映画で、目当ての俳優以外に気になる俳優が見つかれば、樹形図のように観たい映画が広がっていくかも。

監督から選ぶ

オススメの方法その１。映画において、最も重要なスタッフは圧倒的に監督である。優れた監督の作品から選んでいれば、駄作に遭遇することはまずないと言ってもいい。スティーブン・スピルバーグや宮崎駿といえばよくわかるんじゃないだろうか。スタジオが同じジブリの作品であっても、宮崎駿が監督をするのと、息子の吾朗が監督をするのでは全くわけが違うというのがわかるはず。今までに観て面白かった映画の監督を確認して、同じ監督の作品を漁ってみましょう。ちなみに製作総指揮というポジションもあって、こちらは名前は凄そうなのだが、実際は何をしているかよくわからないような立ち位置なので、あまり参考にしてはいけないので注意。

映画賞から選ぶ

オススメの方法その２。自分にとって新しい分野の映画を開拓する際に最も適した方法がこれ。いろんな監督、いろんなジャンル、いろんな俳優などバリエーション豊かな作品に出会える上、賞を取るくらいだから作品の評価も高いという一石二鳥な選び方。しかも、作品賞以外にも監督賞や主演俳優・女優賞、脚本賞、作曲賞など、映画賞によっては様々な部門があるので幅が非常に広い。ただし、映画賞によって傾向があるので、その辺を把握していないと大惨事になることも。以下に代表的な例を。

アカデミー賞

最も有名な映画賞で、授与される銅像にちなんでオスカーとも呼ばれる。さすがというべきか、賞を取れなかったノミネート作品も含めて良質な作品がずらり。映画選びに困ったらアカデミー作品賞のノミネート作から選んでおけば問題ない気がします。個人的には、作品賞以外だと脚本賞にノミネートされている作品も好みのものが多かったりします。

2018年(第90回)アカデミー作品賞受賞「シェイプ・オブ・ウォーター」

カンヌ国際映画祭

こちらも有名な映画賞で、最高賞はパルム・ドールと呼ばれる。傾向としては、アカデミー賞よりアート寄りの作品が多いので注意が必要。アート系映画を苦手な人がチョイスすると痛い目に合うような癖の強い作品も多い。ちなみに、アカデミー賞は公開済みの作品がノミネートされるのに対して、カンヌは未公開の映画がノミネートされます。

2018年（第71回）カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞「万引き家族」

サンダンス映画祭

大手スタジオ以外で作られたインディペンデント映画を対象にした映画賞。この映画祭で大絶賛されて有名になった作品も多く、ダークホース的な立ち位置。ここで評判になった作品がアカデミー賞で旋風を巻起こすことも。「サンダンス映画祭で話題を呼んだ」とか聞くと、つい観たくなります。

2014年サンダンス映画祭グランプリ「セッション」

人のオススメから選ぶ

これが簡単に見えて意外と難しい方法。人の好みはそれぞれなので、感性の近い人からのオススメでないと、全然自分に合わない可能性があります。なので、相手を見極める必要がありますが、信用できる人を見つけたときの安定感は抜群。ブログなどのウェブでのオススメも同様で、記事を書いている人を見極めなければならないので、難易度高めです。このブログでも映画を紹介していますが、感性の合う人が参考にしてくれればいいなあと思っています。