今回はいつもの紹介記事などとは趣が違って、管理人のプライベートに関する記事なので、興味のない人はそっ閉じしてください。
管理人はアラサーの未婚者でして、そろそろ結婚も考えなければいけない年齢ということで、映画好き限定の婚活パーティーに参加してみました!
正直なところ、周りのほとんどは結婚したり結婚目前だったりで、独り身の期間が伸びていく一方の自分はメンタルにかなりのダメージを蓄積していて。
これまでも知人からの紹介話はいろいろあったものの、どれも価値観が合わず上手くいかなかったということで、趣味の近い人が集まるであろう映画好き限定の婚活パーティーに行ってみることにしたのでした。果たして。。。
婚活パーティー体験記
参加イベントについて
今回参加したのは、YUCO.(ユーコ)が主催する”映画好き限定”の婚活パーティー。
イベントの形式は、完全着席で、参加者全員と順番に1対1で話す形式の、俗にいう「回転寿司形式」。
参加条件となっている年齢層は、男性23〜43歳、女性22〜40歳とけっこう幅広め。
チケットの金額は、男性5,500円、女性2,000円。ただ、申し込むサイトによって割引があるので、実際はもう少し安くなります。
申し込むサイトによって割引金額が違うようなので注意!
今回の場合だと、街コンジャパンでは男性5,000円、YUCOでは男性4,500円だったので、YUCOのサイトの方が500円お得。逆に女性は街コンジャパンからの申込みの方が500円お得になっていました。
男性の参加費は決して安くないので、別のサイトもチェックして、少しでも安く参加したいですね!
行く前の準備について
敵を知り己を知れば百戦なんとやら、ということで、当日を迎える前に情報収拾に努めます。
まずは自分のスペックを確認して、強みを考えます。回転寿司形式は一人あたりとの会話時間が短いので、何をアピールするかは重要なんじゃないでしょうか。自分の場合だと、安定した職業・収入とかその辺かなと。外見はいまさらどうにもならないので、諦めましょう。まあ、身だしなみくらいはきちんとしとけばいいんじゃないでしょうか。
そして当日の流れを確認。だいたいこんな感じ。
- イベントスタート
- プロフィールシート交換
- トークタイム
- 第一印象カード記入
- マッチングカード記入
- マッチング発表
- イベント終了
ここで最も注目すべきなのは、やはり②のプロフィールシートでしょう。これを見ながら会話をすることになるわけで、戦場での唯一の武器と言っても過言ではありません。
当たり障りのないことばかりを書いて、内容に全く引っかかる部分がないと、会話のネタに困るのは目に見えています。何箇所かは、「これどういうこと?」と思わせるような項目を作っておくといいと思います。
自分は「趣味・特技」の欄に、「それは趣味なのか?」というような内容を入れておきました。映画好きということで行ってるのだから、わざわざ映画鑑賞とか書いても意味がないですしね。(実際、ほぼ全員がここに食いついてれましたよ!)
ちなみに、プロフィールシートの様式はネットにたくさん上がっていますし、公式HPにも載っていました。
ここまで準備すれば、あとは当日に上手くやるだけです。寝るなり祈るなりして当日を待ちます。
婚活パーティー当日
さて、ここからは本当にただの日記です。
当日は、スーツで行くのは堅すぎますが、清潔感のある服装が良いだろうとのことで、白シャツに黒スキニー。というか、外出時はほぼ常にこんな服装なので、いつもどおりといった感じ。靴は、スニーカーは履かない主義なので、ウルヴァリンの1000マイルブーツで。(※参加後にわかるのですが、案の定スーツの野郎は一人もいませんでした!わりとラフでもOK!)
余談ですが、スニーカーを履かないのは、映画『ラブ・アゲイン』でライアン・ゴズリングが”スニーカーを履いていいのは高校生かAppleの創業者だけ”みたいなことを言っていたのに由来しています。個人的にはラブコメ系の映画はあまり得意ではないのですが、『ラブ・アゲイン』は面白いので観たことない人はぜひ!
また、当初は友人と一緒に行く予定だったのですが、4、5日前になって「彼女ができた」とか、わけのわからんことを言い出したので、一人で参加する羽目になるという緊急事態。一人だと急に心細くなってきたので、移動中はテンション高めの音楽でメンタルを誤魔化すことに。そこで聴いた音楽はなぜかSt. Vincentの『MASSEDUCTION』。後になって考えると、ほかになんかいい選曲があっただろうと思うのですが、あの時はこれしか思い浮かばず。。。
受付開始の2、3分前に到着したのですが、まだ誰も来ておらず、受付の人すらまだいないという状況。受付はもうちょっと早く準備しておけよと思うのですが、時間ちょうどに出て来て受付を始められました。HPには”プロフィールカードを書くので余裕を持って会場に”と記載があったのですが、受付開始時間の少し後くらいに行くのが良さそうです。
身分証を見せてLINEに友だち登録をさせられたら受付は終了。プロフィールシートとかアンケートとかを渡されて席に案内されました。会場は良くも悪くもこぢんまりした会議室といった感じで、長机にテーブルクロスかけただけみたいな。まあ、異性と会えて会話ができればいいので、特に不満はなし。
プロフィールシートを書いているとポツポツ人が来始めたのですが、まだまばらなこともあってか会話もなく、お通夜みたいな空気。自分の向かいの席の女性も来られたので、とりあえず朗らかに挨拶。これが一番大事。次に、向かいの人がプロフィールシートを大体書き終えたのをこっそり確認して、雑談を始める。「婚活のイベント来るの初めてなんですよー」みたいな他愛のない会話をする。周りで会話してる人が誰もいないのでちょっとためらいますが、始まる前に少しでも空気を和らげられる上に、向かいの人と気が合う可能性もあるので、始まる前に話し始めるのはおすすめ。
雑談してるうちに開始時間となるが、あれ、めっちゃ人少ない!男女ともに5名ずつくらいしかいないよ!運営側からは、まだ来てない人多いのでもう少し待ちますとのアナウンスがあったのですが、5分ほどしてもほとんど人は増えず、イベント開始。一人当たりの会話時間を増やして調整する感じでした。人数多いと2~3分のところを7~8分に変更ということで、ゆっくり話せるので、考え方によってはこれはこれでありなのかも。
と、そんなこんなでイベントは始まったんのですが、いろいろ話してみて思ったのが、「趣味の合う人いねえ!!」ということ。まあ、わかってはいたのだけど、映画好きといってもいろいろ趣向があるわけで。そもそも自分が好きなのは地味なヒューマンドラマ系映画で、正直マジョリティとは言い難いジャンル。MARVEL好きや、邦画好きなどはいるものの、アレキサンダー・ペイン監督をこよなく愛する自分に居場所はなかったという。。。そもそも婚活がメインであって、映画好きというのはおまけくらいの感じで、そんなにガチの映画好きはいない印象。
ちなみに女性の年齢層はほとんどが20代中後半くらいでした。可愛いかどうかは好みにもよりますが、ヒドい外見の方はいませんでしたよ。
結局、しっくりくる人はひとりもおらず、「ノーチョイスでフィニッシュか。。」などと思いながら最初の席に戻ってくると、向かいの席の子から、優しく「お帰りなさい!」との言葉が! 慣れない婚活にメンタルが疲弊していたこともあり、異様にグッときてしまい、第1印象カードでその子の番号だけをチェック!
第1印象カードが戻ってくると、女性5人中3人からチェックが入っているという予想外のモテっぷりだったのですが、肝心の向かいの席の子からはチェックがありませんでした。。。その後すぐに本番のマッチングカード記入になりましたが、すっかりやる気のなくなった自分は誰にもチェックせず終了。そそくさと会場を後にしましたとさ。あんなに気合い入れて準備したのになあ。。。
ちなみに、こんな感じにチェックがついて返ってきます。黒い丸が自分のチェックした相手で、マーカーのチェックが自分に好印象を持ってくれた相手の番号です。これが重なれば、その後、高確率でマッチングできます。
そして、ダメだった場合はこんな紙だけが入った封筒が渡されます。
終わりに
映画好き限定といっても趣味が合うとは限らないということを思い知りました。自分の趣味がメジャーならいいかもしれませんが、その辺はわきまえて行くべし。あと、これは今回に限ったことだったのかもしれませんが、一般的な婚活に比べて人数も集まりにくいのかもしれません。
正直なところ、相手と趣味が合うかはプロフィールカードを見れば大抵すぐにわかるので、分かり合えない趣味の人と話し続けるのが結構キツい。内心はガッカリしながらも、失礼がないように和かに会話をするので、精神的な疲労がどんどん溜まっていきます。おそらく自分は二度と行かないでしょう。
ちなみに帰りに聴いた音楽は田中茉裕の『I’m Here』。疲れた心にひどく沁みました。。。
コメント
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