2018年5月11日に初監督作品となる「モリーズ・ゲーム」が日本で公開されるアーロン・ソーキンですが、これまで実在の人物を扱った作品の脚本を担当し、多くの傑作に携わってきました。
そんなアーロン・ソーキンの携わったおすすめの作品を紹介します。
おすすめ作品
モリーズ・ゲーム【2018年5月11日公開】
アーロン・ソーキンが監督、脚本。
脚本家としては「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー脚本賞を受賞しているアーロン・ソーキンだが、自らが監督をするのは今作が初めてになります。
モーグルのオリンピック候補から高額ポーカールームの経営者に転向した実在の人物モリー・ブルームを、「女神の見えざる手」「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインが演じます。
スティーブ・ジョブズ【2016年】
「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイルが監督、アーロン・ソーキンが脚本。
映画のタイトルどおり、かの有名なアップル社の設立者スティーブ・ジョブズを描いた伝記ドラマ。
3つの場面に分かれた構成が特徴的で、ジョブズを絶賛する内容でなく人間的な欠陥が浮き彫りになる脚本が素晴らしい。
2013年にも同名の映画が公開されているが、ソーキン脚本のこちらの方が圧倒的におすすめです。
マネーボール【2011年】
「カポーティ」「フォックス・キャッチャー」のベネット・ミラーが監督、アーロン・ソーキンが脚本。
この作品も実在の人物であるメジャーリーグのゼネラルマネージャーであるビリー・ビーンの半生をブラッド・ピット主演で演じた伝記ドラマ。
個人的には、作中で娘が歌うLenkaの「The Show」が非常にツボで、弾き語りのシーンもたまらないし、カーステレオで歌を聴くシーンでは号泣してしまいました。
ソーシャル・ネットワーク【2011年】
「ファイト・クラブ」「ドラゴン・タトゥーの女」のデビッド・フィンチャーが監督、アーロン・ソーキンが脚本、製作総指揮。
Facebookの創設者であるマーク・ザッカーバーグの半生を描き、アーロン・ソーキンの名を世界に知らしめた出世作で、無駄のない展開と色調を落とした映像がクール。
SNSの大企業を創設しネット上のコミュニケーションに変革をもたらしながらも、ザッカーバーグ本人のコミュニケーション能力に焦点を当てた脚本が見事。