【感想】グッバイ・ゴダール!(2018年)

【感想】グッバイ・ゴダール!(2018年)

グッバイ・ゴダール!(原題:Le Redoutable)

ポスター画像

あらすじ

パリの大学で哲学を学ぶアンヌは、もうすぐ19歳。ある日彼女は、映画を変えたと世界中から注目される天才監督ジャン=リュック・ゴダールと恋に落ち、彼の新作映画で主演を飾ることに。新しい仲間たちとの映画づくりやゴダールからのプロポーズなど、生まれて初めての経験ばかりの刺激的な毎日の中で、様々なことを夢中で吸収していくアンヌ。一方、パリの街ではデモ活動が日ごとに激しさを増し、ゴダールも次第に革命に傾倒していく。(映画.comから)

スタッフ・キャスト

スタッフ
監督 ミシェル・アザナビシウス
製作 ミシェル・アザナビシウス、フローレンス・ガスト、リア・サトゥーフ
製作総指揮 ダニエル・ドゥリューム
原作 アンヌ・ビアゼムスキー
脚本 ミシェル・アザナビシウス
撮影 ギョーム・シフマン
美術 クリスティアン・マルティ
衣装 サブリナ・リカルディ
編集 アン=ソフィー・ビヨン

キャスト
ルイ・ガレル:ジャン=リュック・ゴダール
ステイシー・マーティン:アンヌ・ビアゼムスキー
ベレニス・ベジョ:ミシェル・ロジエ
ミーシャ・レスコ:ジャン=ピエール・バンベルジェ
グレゴリー・ガドゥボワ:ミシェル・クルノー
フェリックス・キシル:ジャン=ピエール・ゴラン
アルトゥール・アルシエ

予告編

感想・レビュー

予告編で一目見たヒロインのステイシー・マーティンに心奪われて、鑑賞することを決定した本作。あんなキュートな女優がまだ埋もれていたのかと思って調べてみたら、なんと「ニンフォ・マニアック」で主役の変態娘の若い頃を演じていた女優だったことが判明!そういえば確かに可愛かったなあと思い返すと同時に、あの作品での痴態を思い出して謎の興奮に襲われるのであった。

さて、内容はというと、かの有名な映画監督ジャン=リュック・ゴダールとその妻アンヌ・ビアゼムスキーの話で、ゴダールに振り回されて愛想をつかすまでのアンヌが描かれてました。ゴダールも最初は変人の面白おじさんといった感じなのですが、だんだん見ているこっちもイライラしてきて、アンヌに感情移入してしまうのはお見事だなあと。

ゴダールの映画監督という立場と政治的な活動とが上手く噛み合っていなくて、めんどくさいことこの上ない。映画監督であることを望むアンヌに対して、政治活動を優先するゴダールという構図なのだけど、デモなどの政治活動についてはひどく幼稚に描かれていて、そりゃあアンヌも別れるわと。ただ、街へ散歩に出かけるまでのくだりはゴダールも最高にキュートで笑う。

まあ、作品の原作自体アンヌが書いたものなので一方的な視点なのかもしれないけれど、個人的にはやっぱりゴダールには映画を優先して欲しかったという気持ちがあって。映画を優先とはいかずとも、アンヌを優先して欲しかった。まあ、ラブストーリーや映画讃歌的な内容になってしまうのもベタすぎるのかなあ。

というわけで、ほとんどステイシー・マーティンを見るためだけに劇場に足を運んだのですが、作品の内容も本当にステイシー・マーティンの可愛さがとにかく目につく映画でした。今のところヨーロッパ系の映画出演が中心ですが、今後はハリウッド系でも引っ張りだこになるんじゃないでしょうか。それくらいの存在感で、圧倒的にチャーミングでした。しかも、ヨーロッパらしく脱ぎっぷりがすごいので、清純系の女優が避ける役でも全然OKという心強さ。今後が楽しみ。

評価

管理人の評価:★★★(3.0/5.0)

ステイシー・マーティンに関しては満点なのだけど、見ていてイライラする映画だったのでこの評価。自分は全然詳しくないのですが、ゴダール作品へのオマージュみたいな演出も多いので、ゴダールファンはそういう視点でも楽しめるかも。

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